装具

高齢になると転倒のリスクは高くなり、さらに脳卒中など既往歴があるとそのリスクはさらに高くなります。転倒の要因については、内的要因と外的要因が複合して関連して起こると言われています。その中で毎日着用するのに見落としがちな靴です。今回は歩行をサポートする靴についてまとめています。

足底板（インソール）は主に整形外科疾患に使用されることが多いが、脳卒中後の片麻痺患者にも効果が出ているとの報告もされています。また脳卒中片麻痺の歩容で歩き続けることで起こる足部や足趾の変形に対しても足底板（インソール）は効果的であると報告もあります。

脳梗塞後の歩行の補助具の一つに下肢装具があります。下肢装具には様々な種類があり、それぞれ症状や状態に合わせて調整されています。近年歩行再建のための装具としてゲートソリューションがリハビリ現場でも主流となっており、今回はゲートソリューションについてまとめています。

脳梗塞後に安定して歩くためのリハビリ補助として下肢装具があります。脳梗塞後の下肢装具について「使わない方がいい？」など疑問に思っている方もいますが、適切に使うことで歩行効率や正常歩行に近づける可能性があります。今回は下肢装具の中でも最も使われている短下肢装具について解説しています。