理学療法士が監修するリハビリグッズ

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脳卒中後のリハビリは退院してからが本当の始まりになります。

病院に入院している時は毎日3時間(最大)のリハビリを受けれましたが、退院し自宅に帰ると介護保険を使っても週1〜2回で1回40分とガクッと頻度が減りますね。

そして、病院と比べリハビリをする際の器具もないので、工夫しながら自主トレーニングをしなくてはいけません。

今回は、ネットで買える数あるリハビリグッズの中から理学療法士が監修している(記載されている)リハビリグッズについて紹介と個人的なレビューをしていきます。

退院後の自主トレーニング(手の自主トレーニング)

脳卒中後の自宅での自主トレーニングで大切なことは無理なく、安全に一人でも行える動きになります。

もちろん、ジムなどでのマシントレーニングも重要な視点であります。
しかし、マシントレーニングは特殊な環境でないとできず、毎日行えるものではありません。
今回は、自宅で行う自主トレーニングについて『手のトレーニング』の種類を挙げます。

脳卒中後の手の自主トレーニング
  • 握力強化
  • 手指のストレッチ

脳卒中後の手のリハビリで重要なのは【量と質】

脳卒中後の麻痺手のリハビリは改善しにくいというイメージを持っている方も多いと思います。

麻痺手は細かな筋肉がたくさん関わっているため、大きな筋肉が関わっている足に比べると変化スピードは異なっています。

そして、麻痺手の改善には運動【量と質】のバランスが重要になります。
(ここでは、生活の中で使える手にすることを改善と言っています)

麻痺手の改善に向けて重要な運動の量と質についてのまとめ記事になります。

そして、麻痺手については自主トレーニングで使っていくことが重要になり、手指のストレッチや握力強化は重要なトレーニングメニューです。

・握力/手指ストレッチでよく使われる道具

脳卒中後は麻痺手だけでなくいい方の手の握力強化は残存機能を最大限に活用すると言った視点においてもとても重要になります。

よく使われる道具:テニスボール、ゴムボール

効果握力強化、ストレッチ、感覚入力の効果

価格安価に購入可能(家にあればそのまま使えます)

レビュー
脳卒中後のものを握る手指パターンは様々あり、麻痺の程度にはよるがテニスボールやゴムボールは効果的に使える可能性が十分あります。また価格も安価なので今すぐにでも使えそうです。
しかし、ボールが大きすぎると手指に形に合わずにうまく握れなかったり、硬いためボールが滑り落ち使いにくいケースもあります。

理学療法士が監修している手のリハビリグッズ

ネットなどでよく見る「監修」という言葉があります。慣習とはどう言った意味なんでしょうか?

監修とは

著述・編集などを監督すること

「理学療法士が監修している」と書かれている商品は、理学療法士がリハビリグッズを作るのではなく、内容についてアドバイスをしたりチェックをしているグッズと考えていただければいいと思います。

そんな理学療法士が監修しており、ネットで購入できる手のリハビリグッズを以下に紹介してレビューしていきます。

リハビリグッズ紹介・レビュー

商品名にぎリハくん

目的握力強化(脳卒中の方でも使用可能)

価格2,000円弱

レビュー:

対象の方は高齢者の方の握力の自主練習の商品ではあるが、脳卒中の方でも使用できる商品です。ボール硬さもハードとソフトの2種類あり、いい方の手は「ハード」麻痺手は「ソフト」など使い分けができるため購入してもあまり損はない商品なのかなと思います。
にぎリハ君「ハード」は指を引っ掛ける箇所もあり握った際に落ちることも少ないですね。また、シリコン素材で丸洗いできるため、きれいな状態で使い回しができる商品です。
価格帯も2,000円弱で購入できるため、試しに使用してみようかなという方でも始めやすいと思います。

類似商品:REAQER /nijimomo リハビリボール

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ほんの一部ではありますが、理学療法士が監修しているリハビリグッズを紹介させていただきました。

理学療法士が監修しているから安心というわけではありませんが、家で代用できる自主リハビリグッズに比べると使いやすさは違うと感じました。

今回の記事が日々に自主リハビリのお役に立てれば嬉しく思います。

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参考文

・Alicia García Álvarez:Functional classification of grasp strategies used by hemiplegic patients.2017

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