脳梗塞後の当事者の方をはじめ多くの方に共通するお悩みで、『自主リハビリを定着させる』ことができず、3日坊主になって継続しなかった経験をされた方も多いのではないでしょうか。
みなさんもご周知のように、自主リハビリは毎日することが重要です。
自主練習が定着しないのは、「自分のやる気の問題」「自主リハビリの内容が悪い」と自分や内容が問題だと思っている方いませんか?
実は、上記以外の意外なことが原因で定着しない場合が多いんです。
それは『集中できない環境』が原因なのです。
今回は、自主リハビリを定着させるための第一歩である『集中できる環境』についてご説明していきます。

自主リハビリが定着するためには”集中”できること重要
自主練習を実施するためには集中力が必要です。
自主練習が定着できない方に共通していることは、部屋物がたくさんあることです。
- ベッドの上に洋服、ノート、時計などが置いてある
- ベッドの周りに物が散乱している
- 床にゴミ箱やカゴ、水筒(ペットボトル)などが置いてある
特にベッド周りに物が散乱している環境になっている場合があります。
自主練習に必要でない物が視線に入ると集中できなくなり、部屋に物が散乱していると単純に動きにくくなり自主練習ができなくなります。

つまり集中できない状態での自主練習となります。これではしっかり自主練習もできないですし、定着なんてできないですよね。
- 単純に物が邪魔で動きにくい
- 転倒しそうになり危険
- あれこれ目に入って集中できない
自主練習を集中しやすい部屋とは?メリットは?
自主練習が定着しやすい部屋とは『物が少なく、スペースが確保された部屋』です。
特にベッド周辺を整理整頓ができていると、自主練習をするのに必要以上に移動しなくて良い、集中ができる、安全にできるなど自主練習に対するハードルは下がります。
なので、自主練習するスペースには必要以上の物を置かないことは重要になります。

自主練習をするために集中する環境を作れることでのメリットは様々あります。
- 必要な物しかないためすぐにリハビリができる
- 集中力がアップする
- 生活においても自主リハビリをしていても気持ちが良い
- 自主リハビリをしっかり行うための覚悟ができる

今から変われる‼︎自主リハビリを定着させるため ルールを決める
では、具体的に自主リハビリを集中してできる環境を整えるためのルールを決めましょう。
- 毎日ベッド周りのチェックを行い、ベッドの周りや床に物を置かない
- 毎日行う自主リハビリは部屋の中で行える内容にする
本気で自主リハビリを定着させたい、自主リハビリで成果を実感したいと思っている方はやる気を出したり、自主リハビリ内容を検討する前にまずは掃除や整理整頓をしましょう。

まとめ
いかがでしたか
自主リハビリが定着できない原因は自分のやる気、自主リハビリの内容と思っていた方も多いと思います。
もちろんやる気や内容も大切ですが、やる気を出すための環境、自主リハビリ内容をもっと効果的に行うための環境を整えることが第一歩だったりします。
環境については今からでも変えられます。
自主リハビリを定着させるための第一歩としてベッド周りのスペースや環境を見直してみるのも一つの方法かもしれませんね。
自主リハビリについてお悩みになっている方に参考になれば幸いです。
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