脳を変化させ「楽に動ける」ための必須4項目

楽に動ける4項目脳梗塞 リハビリ

脳梗塞後遺症によるリハビリを一生懸命取り組まれている方で、「もう1年以上同じリハビリ内容を繰り返している」「麻痺による症状が良くなっている実感がない」という方はいませんか?

お問い合わせいただく方の中の大半は上記のような発言をされて、リハビリを受けているのに変化を実感できていない方がたくさんおられます。

あなたはどうですか?

今回は、リハビリの成果を実感するための必須な4つの事をお伝えしていきます。

同じリハビリを繰り返している方、成果を実感できない方の特徴は共通しており、当たり前だけどとても重要な意外なことなんです。

最後までお読みいただき、今のリハビリと比べ違いがわかり納得していただければあなたは変化できる可能性が十分あります。

リハビリ=学習であることを理解する

脳梗塞におけるリハビリとは学習であり、脳を変化させて「楽に動ける」ことが最終的なゴールになります。

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と思った方も多いのではないでしょうか。

多くの方が、リハビリテーションを「筋トレ」など頑張る・辛い、「ストレッチ・マッサージ」など動かしてもらう、受け身のイメージがあると思います。

しかし、筋トレやストレッチは脳がさまざまな環境に適応できる状態であるからこそ効果を発揮し、脳梗塞後で脳が障害されている状況で第一にアプローチすることは脳を変化させることなんです。

脳を変化させることは新たな情報(感覚情報)を脳へ正しく伝えることになります。

『勉強』とリハビリは同じ(学校の授業だけでは成績が上がらない・・)

リハビリは学習であるといったように、勉強の仕方で考えることができます。

受け身のリハビリの代表である『ストレッチ・マッサージ』学校の授業を聞くとして考えてみると、授業だけ聞いて成績が上がる生徒はほんの一握りで、ほとんどの生徒は授業を聞くだけでは成績は上がりません。

では、どうすれば成績があがるのかというと自分にあった学習方法を知る事(気づき)自主学習を毎日行うになります。

人間の記憶メカニズム「エビングハウスの忘却曲線」

人間は覚えたことを1時間後に50%忘れ、24時間後には約70%を忘れてしまいます。そして1ヶ月後には記憶内容はゼロに近い状態にまで下がる。

人間の学習メカニズムにおいても、記憶として残しておくことがいかに難しいかがわかりますね。

成績を上げるためには、勉強方法を知り(気づき)、授業で聞いたことを自主練習を通して記憶にとどめておくことが重要なんです。

これはリハビリも同じで、ストレッチやマッサージの受け身のリハビリだけでなく自分に合ったリハビリ方法を知り、リハビリで学んだことをいかに自主練習で定着させていくかといった脳へのアプローチが重要です。

  • 自分に合ったリハビリ方法を知る(気づき)
  • 自主練習を定着させる
  • 脳へのアプローチ

脳を変化させ「楽に動ける」ための必須4項目

リハビリがうまくいかない方や、いつまで経っても変化が出ないリハビリを続けている方が変えるべき、脳を変化させ「楽に動ける」ために必須となる4つの事があります。

「楽に動ける」ための必須4項目
  1. 受け身のリハビリからの卒業
  2. 基礎を完璧にする
  3. リハビリ日記を書く
  4. 自宅生活動作で自主練習を徹底する

1.受け身のリハビリからの卒業

楽に動けるのは脳が学習しているからです。そして、脳が学習しているサインは「ハッと」気づくことから始まります。

受け身のリハビリである、ストレッチ・マッサージでは気づくことはありません。なぜかというと自ら体を動かそうとしていないからです。

ストレッチ・マッサージなどをリハビリとして行ってもらっている方は、今すぐリハビリを見直してみましょう。

2.基礎を完璧にする

数学では足し算、引き算、掛け算、割り算など小学校で学ぶ基礎が理解しているから中学での方程式や高校での複雑な数式を難なく解けるようになります。

そして、大学受験などになるとことの数式や方程式が基礎となり、応用の問題も解けるようになります。

つまり元を辿れば基礎が重要であり、基礎ができていないと応用なんて解けるわけがありません。

リハビリにおける基礎とは、座位や立ち上がり動作といった動く前の姿勢です。

楽に歩きたいという目標を掲げている方は多いですが、歩行という行為を楽に行うためには、基礎である立位動作を安定させたり麻痺の症状が出ない状態にすることが必須となります。

そして、立位動作を安定させるためには、立位の基礎となる立ち上がり動作や座位姿勢を安定させることが必須です。

脳梗塞により麻痺を呈している状態では、ほとんどの方が座位や立ち上がり動作から崩れが起きています。

なので基礎を完璧にしないと、歩行練習をいくら一生懸命頑張っても変化を感じにくい体のままなのです。

3.リハビリ日記を書く

人間は1時間で50%、1日で70%のことを忘れてしまいます。リハビリ内容感覚を意識して動いてみてどう感じたかを日記に残しておくことは記憶に留めるためにはとても大切なことです。

1週間、1ヶ月と書きとどめておくと、良かった時や悪い時の特徴が自分の感じ方として書いてあり、自分なりの参考書が出来上がります。

リハビリ日記を書くことはいつでも振り返れる自分だけの参考書を作るということなんです。

4.自宅生活動作で自主練習を行い管理する

リハビリを受けるだけで満足している方はいつまで経っても変化することはできません。

理由は純粋にリハビリの量が足りないからです。1回が40分のリハビリを1週間で2回受けていても1ヶ月で約5時間しかリハビリをしていないということになります。

それで良くなると思いますか?
リハビリはそんなに甘いものではありません。

なので、自宅生活動作(台所に◯分立つ、家の中では杖で歩くなど)で、毎日必ず行う動作でリハビリを行なっていくことで、リハビリの量も確保していくことです。

この管理もひとりでは間違いなくできないので、脳カラではこの管理もLINEを使って徹底して行なっていきます。

リハビリがうまくいっていない方でも上記の4項目を行うことで、体や生活動作において変化を実感していただけます。

本気で良くなりたいと思っている方だから力になりたいと思っており、お互いに覚悟が必要になります。

まとめ

いかがでしたか。

脳を変化させ「楽に動ける」ために必須4項目についてご説明させていただきましたが、当たり前なことやればいいとわかっているといった内容だったと思います。

リハビリは学習である『勉強』と同じで、やり方自己管理が重要になります。

リハビリ内容も大切ですが、脳カラでは特に自己管理を徹底して行うから、今までうまくいかなかった方も成果を感じていただいています。

悩んでいる方は是非、以下の公式LINEからご相談ください。

相談するだけでも「ハッと」気づきが得られたり、変化を実感するきっかけになる場合もあります。

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